2024.5.28

担任コラム
 青空と新緑のまぶしい季節となりました。外に出るのが気持ち良いですね。星組の子ども達は、幼稚園の生活にも少しずつ慣れてきて活動を楽しんでいます。
 
室内遊びでは、つい立てでドアを作り、家に見立てて中で暮らします。お店を開いている友達の所に、木のパンを買いに行きます。赤ちゃんをおんぶ・抱っこをしてお世話をしながら病院の先生になります。ヒモの端に木を結び聴診器を作り、細い棒で熱を測ります。「56度です」と測ってくれ、木の実の薬を渡し「明日も来てね」と話します。多い時は病院の先生が7人くらいになり、教師が順に診察を受けます。イメージ豊かに遊びが広がると、あっという間に時間が過ぎます。
 遊びたい気持ちを少しずつ変えながら片付けをします。片付けたいと思えるよう工夫しながら20分くらい時間をかけて片付けます。カーテンやつい立ての下に隠れていたおもちゃを「あったよ!」と嬉しそうに見つけ、決まったカゴにしまいます。「力持ちの方いますか?」と声を掛けると皆集まってくれ、机をはしに寄せます。
大人の動きをよく見ていて、食事の前にテーブルを拭いていると「やりたい」と言って一緒に拭きます。お茶のピッチャーを台所に片付けることも、やりたい気持ちから順番に片付けるようになりました。

 毎日の積み重ねが、安心と自信をつくります。シンプルなイメージを大切に、ちょっとした工夫で子ども達が楽しめる日々を考えて過ごしていきたいと思います。
星組 担任  宮田 和美

2024年5月28日

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