暦の上ではもうじき春ですが、まだまだ寒い日が続いています。冬ならではの遊びや楽しみを見つけながら、1日1日を大切に子どもたちと積み重ねていきたいと思っています。
先日、年長児とともに冬合宿へ行ってきました。東京駅に集合し、新幹線に乗って目的地を目指します。今年は暖冬といわれ、雪遊びをするのに十分な積雪があるのか心配していましたが、幸運なことにも直前に雪が降ったため、子どもたちは雪だるまやかまくらを作ったり、そりで滑ったりする等思う存分雪遊びを楽しむことができました。宿の方が心を込めて作ってくださった食事を皆で美味しく頂いたり、仲間と背中を流し合い大きなお風呂に浸かったりといった普段とは異なる生活の中で、声を掛け合いながら自ら楽しもうとする子どもたちの姿がありました。保護者と離れ、不安も大きかったであろう1泊2日ではありましたが、仲間と協力する喜びを知り、ひと回りもふた回りも成長することができたと思います。
また、プレイルームでは子どもたちに大いに助けられ、こちらも楽しんで保育することができています。満3歳児から年長児まで4学年の異年齢保育の中で、年長児が世話を焼くのはどこか想像がつきますが、年少児が満3歳児に寄り添い、自分のことはそっちのけで帰り支度を手伝う姿、外に出て「一緒に遊ぶ?」と問いかける姿を目にすると、春からの成長を感じ、とても嬉しくなります。
今年度も残すところあと2ヵ月となりました。感染症、風邪やインフルエンザに負けず、予防に気を配りながら元気に過ごしていきましょう。
プレイルーム担当三浦花奈