2学期は日常の生活に加えて、行事を通してクラスの輪が深まり、一人一人自信を持って自己表現できるようになってきました。海組は、担任だけでなく周囲の大人にやりたいことを伝えられるようになり、視野が広がってきました。年少児は、泥団子など作ったものを嬉しそうに周りに見せ、手が器用になってきたと共に、できるようになったことを伝えることに喜びを感じています。年中児は、山づくりなど集団で一つの遊びを作り上げることに喜びを感じ、仲間と気持ちを伝えあい、主張したり聞き入れることを学びながら遊びを発展できるようになってきました。年長児は、ドッチボールを意欲的に行い、ルールのある中での遊びの楽しみ、仲間と協力して行うことへの喜びを感じながら夢中になって遊ぶ姿が多くみられます。年齢相応に成長していく子ども達を頼もしく思います。

　さて、明日から冬休みです。冬休みは短いですが、何か目標を作って過ごされると、より有意義な休みを過ごせるでしょう。生活リズムを崩さずに休みを過ごす、家族の一員として必ず任せる当番を作る、着替え・準備・片付けなど自分でできることはできるだけ自分で行う（時間に余裕のある休みだからこそできることだと思います）など、子どもと話し合って、達成できそうな簡単な目標を設定することをお勧めします。大きな目標を作りすぎてできないより、小さな目標を達成していく方が、子どもにとっての自信の積み重ねになります。できた時には褒めてあげながら、その活動が習慣化していくように意識していきましょう。

　冬休みには、クリスマス、お正月と楽しいことがたくさんあります。家族のみんなで遊んだり話をしたりしながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。3学期、子どもたちがまた元気に登園し、冬休みの思い出が聞けることを楽しみにしています。
　どうぞお体をお大事に、よいお年をお迎えください。

　今年も無事に一年を終えることができましたのも、保護者の皆様方のお力添えがあってのことです。どうもありがとうございました。