気持ちの良かった小春日和も過ぎ、冷たく澄んだ風が吹き抜けていくような季節になってきました。
クラスでは最近、外遊びが更に活発になってきました。縄跳びやフープ、鉄棒、ドロケイや中あてなどの集団遊びもよく行っています。ルールのある遊びも夢中になって持続するようになってきました。
中あてでは教師が見守っている中、年長児が中心となりボールを年中児に渡したり、当たったら外に出るなどのルールを教えたりと、段々と子どもたちだけで話し合いながら遊ぶ姿も見られることが増えてきました。子ども達同士で継続して遊ぶことができるようになった姿に成長を感じます。
今月は音楽会に向け、メルヘンに親しみながら劇ごっこをクラスの全員で楽しんで取り組んでいます。歌やセリフをあっという間に覚えた子どもたち。練習を重ねるたびに自信をつけていき、最初から最後まで集中して劇ごっこを行っています。役が決まり、衣装を着てからは大きな声で歌を歌ったりお話の流れや、役の言葉によって言い方を変えたりと更になりきってやっています。表現をすることが楽しいと感じ、全身で役になりきって演じています。
また、たくさん集中した分、園庭や土手で思いきり走ったり声を出したりする機会を多くとるようにしています。遊んでいる子どもたちの表情を見ると、とても生き生きとしており、子どもたちにとってメリハリをつけて過ごすことで、また集中して活動に取り組めるのだと実感します。そしてこのリズムが、心と体の健康に繋がっているのだと改めて感じました。
これからより寒くなってくる季節です。たくさん体を動かして寒さに負けずに一日一日を丁寧に楽しんでいきます。
光組担任 麻生はな