2021.9.28

担任コラム
 夏の暑さから段々と心地よい風を感じ、散歩をしていると金木犀の甘い香りがふわりと漂い秋の気配を感じます。
 
 子どもたちは夏休みを終えて二学期が始まりました。久しぶりの幼稚園でドキドキしている子も最初は観られましたが、保育室に入って担任や友だちと会うと自然と笑顔になり、いつの間にか遊びが始まっていました。夏休みを終えてより一層、室内での遊びが充実してきました。夏休み中キャンプに行った子はそれが遊びになり、布を持ってきてテントにしたり、家でオリンピックを見た子は、丸い木に紐を括り付けメダルに見立てて自分が見た競技の話をしたり、丸太をスイカに見立てて目隠しをしてスイカ割り遊びをしたり、、子どもたちの経験が遊びに繋がっているのだと実感しました。
 
 さて、二学期を迎えて、子どもたちは運動会にむけて、体育的活動を楽しんでいます。
年長児のリレーでは、一学期から少しずつ行い、最初はクラス対抗、徐々にチーム分けをして最終的に4チームに分かれます。手足が伸び大きく成長した年長児の走る姿はとても勇ましいです。気合いが入っている分、負けてしまった時は思い切り悔しがり、勝てた時の喜びは年長児にとって大きな自信になっています。
年中児は、園庭で体育的あそびを行っています。年中児も体が動くようになり、とても勢いがあります。マットの上でのでんぐり返りは一学期では難しかった子も何回か繰り返し行うことで、自分自身で回れる子が増えてきました。運動会にかかわらず、普段の保育でも土手での長散歩や、走る、転がる、跳ぶ、駆け登る、駆け下りる、、など様々な動きが子どもたちの体作りになるのだと実感しています。また大人が身体作りの意識を持ち、環境を整えて、子どものできることが一つずつ増える喜びを感じていきたいと思いました。当日の運動会で子どもたちの姿を楽しみにしていて下さい!
 
二学期の行事を通してクラスの深まりや子どもたちの達成感を大切にしながら、子どもたち一人ひとりの成長を応援していきたいと思います。
 
 
光組 担任  森谷 かんな
2021年9月28日

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