1. 2学期に向けて

2学期に向けて

園長コラム
本日から2学期が始まります。皆様それぞれに思い出深い夏を過ごされたことでしょう。
終業式で子ども達に夏休みの過ごし方3か条をお話ししました。
〇虫と仲良しになってみよう 〇水と仲良しになってみよう 〇お手伝いをしてみよう
夏季保育では、「セミを触れるようになったよ」「水を顔につけられたよ」「毎日お皿を運んだよ」など、子ども達が夏休みにできるようになったことを話してくれました。ダンゴムシやセミ、カブトムシなど興味の持った虫に触れてみる、風呂場での水浴び、顔を少し水につけた子もいればプールでダイナミックに泳いだ子もいたようです。お手伝いであれば、皿運びから、料理を手伝った話もあって、挑戦したことは違えど、話を聞き、実践し、喜びをもって伝える子ども達の姿に成長を感じます。各ご家庭で、子ども達に気持ちを向けながら夏休みを過ごされた賜物だと思います。身体がひとまわり大きくなり、意欲的になってきた子ども達の心の動きを2学期へと大切につなげていきます。
 
2学期は運動会に始まり、遠足、縦割りクラスは音楽会と行事が多くあります。嶺町幼稚園では、行事のために特別なことをすることはありません。日頃の保育の延長線上で、体を調和的に動かしながら、「楽しく体を動かす」「のびやかに表現する」体験を大切に、各行事に向けて過ごしていきます。主体的にやりたいと思えるよう、自然な形で活動に取り組みます。
例えば、嶺町幼稚園の子は「なりきる」ことが得意です。日々の自由遊びで役になりきってごっこ遊びを楽しみ、毎日行うライゲンでは、動物や昔話の主人公になったりもします。「なりきる」ということは、物事に没頭することでありますから、自ら考える力や集中力も養われます。音楽会の劇ごっこでは、日ごろの活動が積み重なり、自発的に役になりきり、取り組んでいきます。その子が役になりきって表現している場面はできるだけ劇に反映できるように、子ども達とも話しながら工夫して劇を組み立てていきます。運動会では、「自分はこんなにできるんだ」という子どもの気持ちを大切に、ひとりひとりに自信がつくように、できたことや取り組んでいる姿勢を認めていきます。
このように、生き生きした子どもたちの表情が生まれるよう保育してまいります。
 
新型コロナウイルスにおきましては、様々な情報が交差しています。大事なことは、大人が正確な情報を理解した上で注意を払い、配慮していくことです。幼稚園ではできるだけ、「コロナになるからこうしようね」とストップがかからない日常を過ごせるよう工夫して保育してまいります。どうぞよろしくお願い致します。
園長 齊藤晴彦

2021年9月 6日

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