1. 夏休みに向けて

夏休みに向けて

園長コラム
本日を持ちまして、無事に1学期が終了致しました。日頃より当園の教育にご協力いただき、感謝申し上げます。
 
生活面を着実に行い、遊びこんできた1学期。年齢相応に一回りも二回りも大きくなりました。年少児は自分のことは自分でできるようになってきました。少しずつ身辺自立ができてき、自信がついてきました。年中児は、集団遊びの面白さを実感し、夢中になって遊んできました。友達遊びの醍醐味も感じ始めたように思います。年長児は、年中児のお世話に加えて、舟作りなど年長児らしい活動に意欲的に取り組み、幼稚園に大きな活気を与えてくれています。どの子もとても頼もしいです。
 
さて明日から夏休みです。コロナ禍による制限で少し不自由さはあるかもしれませんが、夏休みの計画を立てるにあたって、どうぞ子どもと一緒に“どんなことをしたいか”話し合ってみましょう。お手伝いをする、絵本を読む、散歩をする、料理をする、工作をするなど、夏休みだからこそじっくりと取り組めるものがあると思います。
ポイントとしては、続けやすく簡単に達成できるものがよいです。そして具体的に考えてみましょう。お手伝いであれば、お皿を片付ける、お箸やスプーンを並べる、カーテンの開け閉め、新聞とりなど、子どもだけに任せられることがよいでしょう。毎日行うことで、家族の一員としての自分を自覚し、意志の力も育ちます。飽きないように週ごとにお手伝いを変えてもいいかもしれませんね。散歩をするのであれば、地図を見たり作ったりしてみるのも興味が広がるでしょう。虫を捕まえた場所を地図に書き込むのも面白いですね。料理であれば、子どもと一緒に何を作りたいからはじめ、買物、作る、後片付けまで一緒にできたらよいですね。アイデアから完成までの一連の流れは、子どもの思考力やイメージ力を育み、作り上げた達成感が自信にもなります。工作では、牛乳パックやお菓子の空き箱、トイレットペーパーの芯、ペットボトルなど身近なものをノリやセロテープ、ハサミなどを使って組み合わせるだけでも楽しいものです。
 
子どもが今興味を持っていることを感じながら、子どもの「したい」に寄り添い、希望をかなえてあげる時間を作ってほしいと思います。
そして予定を詰め込みすぎないことも意識してみましょう。自由気ままに夏を過ごせるのは幼稚園の時くらいです。外出しない日は、無理なく子どものペースで過ごせるでしょうし、その日に思い立った行動をしてみることもあってよいと思います。大人も疲れすぎないように生活していきましょう。
どうぞお元気で、有意義な夏休みをお過ごしください。
園長 齊藤 晴彦
2021年7月20日

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