寒さがまだ厳しいですが、日中の暖かさが心地よく感じる日々です。
三学期を迎え、虹組では、遊びの幅が広がってきました。一学期、二学期では衝立でお店をつくり楽しんでいる姿が多かった中、徐々にお家になったり、宇宙船になったり、パーティー会場になったり、「繋げたらもっと大きなお家になるね」とお家同士をくっつけたり、子どもたち同士で提案をしながら遊びを発展させています。ままごとをして、子どもたちで「私はお母さん」「じゃあ私は赤ちゃんね」と役を決めその役になりきって遊びをしている子も見られてきました。難しかった玩具の貸し借りや仲間に入れて欲しい時の対応も気持ちよく「いいよ」「どうぞ」と言えたり、言葉でやり取りをしながら関係がもてるようになりました。
外遊びでは、運動遊びの先生に教えてもらった氷鬼を園庭で夢中になってしています。園庭に出てすぐに「○○くん、○○ちゃん一緒に氷鬼しよう」と仲良しの友達を誘い、片方の足を出し「鬼決め、鬼決め、誰が鬼かな」と言って鬼を決めます。最初は担任も交えながら行っていましたが、三学期になった今ではすっかり子どもたちだけでルールを守りながら楽しんでいる姿が見られます。時には転んでしまい、涙が出ることもありますが、グッと我慢をして立ち上がり少し休んだら復活した!とまた遊びに参加できるようになりました。子どもたちの成長を感じます。
また室内では、現在ボンボン作りを行っています。穴の空いた型紙に毛糸を上から下に潜らせ巻いていきます。糸が短くなったら次の毛糸を選び結んでまた繰り返します。糸と糸を結べる子も増えてきて、自らどんどん進めている子もいます。単純な動きですが手先、指先を動かすことによって器用になり自分の身支度のボタンやファスナーをすることにも繋がっていきます。出来上がりを楽しみにしていてください。
たくさんの体験を通して、子どもたちが気持ちよく過ごせる環境を整え、残り少ないクラスの子どもたちと過ごす日々を楽しく大切に過ごしていきたいと思います。
虹組担任 森谷 かんな