シュタイナー教育からの「手づくり研修会のご案内」（第24回）

『浦島太郎』は、古事記や日本書記に、すでにその原型を見ることができます。
中世<の『お伽草子』で、お話としての骨格ができ、明治時代、巌谷小波の再話によって広く人々に親しまれるようになりました。
深い海の底の美しい世界は、読む人の心を惹きつけてやみません。
また、人のいのちの永遠と無常を、感じさせてくれるおはなしです。

＜メッセージ＞
小学校入学から中学3年生ぐらいまでの間、子どもは3つの節目を体験します。
小学校に上がる7歳、自我意識が強まり、周囲との関係が意識的になる9歳、そして自分の意見を主張し大人の権威から離れたいという欲求が現れる12歳です。
この時期の子どもに関わる大人にとって、子どもの身体と心の変化を理解していることはとても大事なことです。
身心の成長に応じた学びが、子どもの個性を開花させ、さらには生涯にわたってつねに新鮮な気持ちで学び続ける力の源泉となるからです。
今回は、成人以降の自己教育についても言及したいと思います。

■松田仁（まつだ・ひとし）
1956年生まれ。シュタイナー教育・シュタイナー治療教育研究家。
獨協大学ドイツ語学科卒業。1983年、ドイツ・シュツットガルト・シュタイナー学校教員養成ゼミナール卒業。
2007～08年、マンハイム・シュタイナー教育自由大学にてシュタイナー治療教育学を修める。
ビンゲンハイム・シュタイナー治療教育施設で実習の後、2009年夏帰国。
一般社団法人・シュタイナー療育センター職員。2児の父。
下の子は重度の障がい児。

『浦島太郎』に登場する人形（浦島太郎、かめ、子どもたち、乙姫、老人になった浦島太郎）を制作します。
あらかじめ作ってある羊毛の球、縫ってあるフェルト、分割済みの羊毛を使って完成を目指します。

＊おさかなセットは、キット販売のみとなり、制作はいたしません。
＊ご希望の方は、受講申込書にてお申し込みください。

(注)申し込み締め切りは6月17日(金)です。
定員になり次第、締め切らせていただきます。
お申し込み後10日以内にご入金ください。
ご入金の確認が取れない場合はキャンセルとさせていただきます。
申し込み受付後のお取り消しについては、返金できませんのでご了承ください。
保育はありませんので、お子様連れでの受講はご遠慮ください。