寒さ厳しい日が続いておりますが、土手に自生する大根の根は太く栄養を蓄えております。
先日、年長児と新潟県浦佐へ冬合宿に行ってきました。例年にないような雪の量でしたが、子ども達は雪合戦やかまくら作り、ソリ滑りに雪道散策など、都会ではあまり体験できないような遊びを思う存分に楽しむ事ができました。滑り台作りでは雪の斜面を登り、頂上から降りてきながら一本の道を作って、雪を固めながら凹凸をなくして滑りやすくなるような工夫をしていきます。そうして出来上がった滑り台を何度も繰返し楽しみます。また、違うコースを作ってみたり頂上に登る階段を作ってみたりなど遊びは広がっていきます。
子ども達は遊ぶ中で友達とルールを作ってその遊びを広げていきます。
先日、園庭でボールを使って数人の子ども達が自分たちで考えた「ボール取り鬼ごっこ」をしていました。ルールはボールを持っている人が鬼で、鬼は10秒以内にだれかにボールをパスして次の鬼に回す。といったものです。ルールを自分たちで考え、またそれを友達に伝えて、理解し、守ることで、楽しさが倍に広がっていきます。これは、友達に対して自分の思いを言葉で言えるようになり、話し合いながら、共通認識の中でそれを守れるようになったからです。楽しかった事は繰返し行い、また違ったルールを増やしたり、ボールを2つ使ってみたりなど、協力して展開させています。冬休みを充実して過ごしてきた子ども達の姿をみていますと、出来るようになった事や家でのお手伝い等、生活面でも自信をもって取り組めているようです。当たり前のこと(外から帰ってきたら手洗いうがいをする等)が当たり前に出来、日常を充実して過ごしている姿や困っている友達に声をかけ、思いやるなど心身共に成長してきていることを感じます。
2月は年齢別活動が始まります。横割りになる良さを活かしながら、一人ひとりの子ども達の成長に繋げていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
大地組担任 八巻友香