2014.1.8

　新年明けましておめでとうございます。

　穏やかな晴天に恵まれたお正月でした。ご家族そろってよい年を迎えられたことと思います。

　２学期は、様々な行事へ向けての過程の中や、友だちと沢山の時間を一緒に過ごしてきたことで、ひとりひとりが大きく成長した事を感じました。たてわりクラスでは、１１月に音楽会があり、そこから年長児と年中児の中が深まってきました。

　散歩時、土手に着くと、年長児がリーダーとなり、鬼ごっこが始まります。少し前までは担任が指揮をとってチーム分けをしていましたが、今では年長児がリードして決めています。その日によって「ジャンケンにしよう」や「鬼決めうたで決めよう」など、相談をして進められるようになってきました。年中児に対してはルールを少し優しくしてくれます。そんな年長児の姿、表情は輝いていて、自信と優しさに満ち溢れていることを感じました。年中児も長縄とびやルール性のあるゲームを楽しむ姿が見られ、丈夫な足になったと共に、友だちと遊ぶ楽しさを体中で感じている姿があります。

　１２月に入ってから、午後の室内遊びの中で年長児は織り機、年中児はボンボン作りが始まりました。毛糸の温かさに触れながらゆったりと午後の時間を過ごしています。年長児の織り機ではそれぞれが作りたい物を決め、期待を持って取り組んでいます。出来上がるまでには、集中力とコツコツ進めていく持続力が大切になってきます。年長児にピッタリの活動です。年中児のボンボン作りは昨年もおこなっていることもあり、自信を持って楽しんでいます。このように体を十分に動かす時間と、気持ちを静めて取り組む活動を繰り返し毎日過ごしていくことで、子どもたちが安定した気持ちで園生活を送っているように思います。３学期も引き続きこのような時間を大切にしていきたいです。

　そして今日から３学期が始まりました。３学期は進級や進学を迎えて、心も体もさらに大きくなる時です。子どもたちは期待と喜びを大きく膨らませ、自ら進んで取り組んだり、挑戦しようとする気持ちも高まってくることでしょう。そんな子どもたちの成長を援助できるよう、良い環境を考え、精一杯保育に励んで参りたいと思います。

本年も宜しくお願い致します。

大地組担任　　本居　礼子