朝晩の冷たい空気に息が白くなり、厳しい冬の寒さを感じます。
新年明けましておめでとうございます。沢山の出会いや楽しかった思い出を胸に2012年が幕を閉じ、新しい年を迎えました。今年はどんな出会い・楽しい事が待っているのか、今からわくわくしています。
12月には子ども達と一緒におもちつきを行いました。『今年一年健康で過ごせました。来年も健康で良い年になりますように・・・』と願いを込めて。
当日、大きな臼を見つめる子ども達。すると、もち米のいい香りが・・・子ども達は「なんでお米なの?」「おもちじゃないよ?」と話していました。大きな杵を持って力いっぱいにおもちを搗いているお父さん達を「よいしょー!よいしょー!」と大きな声で応援しました。そして、子ども達も美味しいおもちになるように、一生懸命におもちを搗きました。お部屋に戻り、搗きたてのおもちを頂くと、子ども達は「美味しい!!」とペロリと食べ終え・・・「おかわりないの?」「もっと食べたい!!!」と言っていました。
大きな重い杵を持って、おもちを一生懸命に搗いている子ども達の姿に、身体の成長と心の成長を感じました。次の週の部屋遊びでは、色々な所でもちつきが行われていました。子ども達が日々体験した事が遊びに繋がり、イメージをより豊かにしていく事を改めて実感しました。
また、1月からは、メルヘンを題材としたライゲンが始まります。入園当初は、動物の動きを歌に合わせて行う簡単なライゲンから始め、子ども達の成長に合わせ、季節に合った動物・題材(例えば種まき・稲刈り等)のライゲンを行ってきました。入園当初は担任が行っているライゲンを見る事・聞く事で世界を楽しんでいた子ども達ですが、今では一緒に動きながらライゲンの世界を楽しんでいるように感じます。子ども達にとって、メルヘンは『心の栄養』となります。子ども達と行うメルヘンのライゲンが、今からとても楽しみです。
今年も一人一人が伸び伸びと成長し、楽しい幼稚園生活を送れるよう努めて参ります。どうぞよろしくお願い致します。
虹組担任 齋藤清香