梅雨に入り、雨が降ったり止んだり止んだと思ったらまた降ったり…と、天気のことばかり気になる毎日です。
早いもので入園式から4カ月が経ち、1学期も残すところ1カ月となりました。赤色の子どもたちは、朝の支度、おもちゃの片付け、お着替え、お弁当の用意など自分の身の回りのことを始め、出来る事がたくさん増えました。
虹組では、室内遊びが充実してきました。朝登園して支度を終えると、すぐに友達の所に行って『○○ちゃん!一緒に遊ぼうよ。』『お家作ろうよ!』と、大工さんがしていた様に友達と一緒に板を運んで紐のロープを渡して家を作って住んでみたり、大きな布を床に広げて、ベンチを運んで食事を並べてピクニックをしたり、楽しく遊んでいます。
遊びが充実するに伴って、子どもたち同士の言葉のやりとりが増えました。使いたいおもちゃがあれば、友達に『か~し~て』と聞くと、『今、使ってる』と言われることもあれば、『あ!入れてって言ってないのに入ってる!』と指摘されて、慌てて『い~れ~て』と言うと『い~い~よ』と言って快く入れてもらったり。子どもたちは遊びを通して、友達と一緒に遊ぶ楽しさだけでなく、言葉によるコミュニケーションの仕方を体験し、その中で嬉しい事も少し嫌なことも感じています。
幼稚園に入って、子どもたちはたくさんの『はじめて』と出会いました。初めての友達、初めての先生、自分のクラス、自分だけのマーク…。担任として、子どもたちと一緒に『はじめて』を体験する中で、お庭になっているトマトを見つけた時の『はっ!』と息をのむ瞬間や梅ジュースの香りを嗅いだときの嬉しそうな顔など、いろんな表情を側で見れることが、何よりも幸せに感じます。
運動会、おにぎり作り、おいも掘りなど2学期にはたくさんの行事が子どもたちを待っています。普段の保育はもちろん、さまざまな行事を通して、子どもたちといろんな思いを共感できることを楽しみにしています。
虹組担任 青木綾子